心不全の診断・治療
心不全は病名ではなく、心臓が排出する血液の量が不十分で、全身が必要とするだけの循環量を保てなくなった状態をいいます。
心不全におちいると、手足の冷感やむくみ、意識レベルの低下、倦怠感、呼吸困難等の症状が現れます。心疾患はもちろん高血圧で長年心臓に負担がかかっている場合などでも、心臓の機能が低下し心不全の原因となります。心不全は現在欧米ではトップの疾患であり、日本でも増加している疾患です。
診断・治療
心臓のエコー検査等で血液の排出量を検査し診断が行われます。治療については、心不全の原因疾患の治療や、利尿薬や強心薬などの投薬治療が中心となります。