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お子様の虫よけ剤について

虫よけ剤の主成分としてディ-トとイカリジンがあります。ディートは蚊だけではなくブヨ・サシバエ・イエダニ・トコジラミ・ノミ・ツツガムシ・マダニ・ヤマビルに対して忌避効果が認められています。イカリジンの効果は蚊・ブヨ・アブ・マダニに限定されていますが皮膚刺激性が少なくなっています。ディート含有製品は12歳未満の小児への使用は回数を制限しており6カ月未満の乳児や顔への使用は禁じられています。イカリジン含有医薬部外品は、乳幼児を含めて小児への使用制限がなく顔も含めて使用することができます。

スプレータイプ(エアロゾル・ポンプタイプ)は皮膚から10㎝ほど離して噴霧する必要があるが、吸入する可能性が高いので注意が必要です。

忌避効果の持続時間は6~8時間とされていますが、発汗量の多い小児には2時間ほどしたら付け直すことが効果的です。

蚊が多く生息する草木や水のある場所に行くときや、海や山のアウトドアライフを楽しむときには長袖・長ズボンを着用し肌を露出しないようにすることも大切です。

皮膚炎のあるお子様には①保湿剤②日焼け止め③虫よけ剤の順に使用しましょう。びらんや傷がある部分は避けて使用しましょう。虫よけ剤は一般的な洗浄剤で洗浄すると落とすことができますが、その後の乾燥を防ぐために保湿を行っておくとよいでしょう。

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