日焼け止めについて
太陽光の約6%を占める紫外線(UV)はヒトにとってビタミンDを合成するために欠かせません。しかし光老化や発癌性を持つことが明らかになっているため、健康のためには過度の照射を避けることが大切になります。
生後6か月以降であれば日焼け止めを塗ることができます。乳児であれば必ず”ベビー用”を選んでご使用ください。
日焼け止めには紫外線の長波長(UVA)の防御指数としてPA値、紫外線の短波長(UVB)の防御指数としてSPF値が記載されています。PA値は+の数が多いほど、SPFは数値が大きいほど防御効果が大きくなります。日常使用であれば低い効果のもので十分ですが、戸外活動・スポーツ、海水浴などの時は効果の高く耐水性のものを選び、使い分けることをお勧めします。
摩擦、汗、水などで日焼け止めは落ちてしまうので、状況に応じて2~3時間おきに塗り替えることが推奨されています。とくに小さなお子様では公園など虫の多いところに行くときは、薄手の長袖・長ずぼんを着用し、帽子をかぶることが日焼け防止だけでなく虫刺され予防にもなります。